開運!なんでも鑑定団で曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)が発見されたと話題です。
中島誠之助(鑑定士)がここまで大興奮するのも珍しいのではないでしょうか?
なんでも鑑定団22年の歴史上で最高のお宝との事ですが、曜変天目茶碗とは一体どんなお宝なのでしょうか?
また、なんでも鑑定団の最高額を記録することができるでしょうか?
なんでも鑑定団 最高額ランキング
順位 | 鑑定品 | 鑑定額 |
---|---|---|
1位 | 柿右衛門様式の壺 | 5億円 |
参考 | 世界のポスター122点総額 | 3億5,000万円 |
2位 | 古代中国の青銅器 | 2億円 |
2位 | マリリン・モンロー衣装 | 2億円 |
参考 | 西洋アンティーク総額 | 1億9,400万円 |
4位 | 宮沢賢治の手紙 | 1億8,000万円 |
4位 | 七宝焼の香炉 | 1億8,000万円 |
なんでも鑑定団の最高額ランキングはこんな感じです。
大量の鑑定品の総額である世界のポスターと西洋アンティークは参考記録としています。
柿右衛門様式の壺が記録した最高額5億円は群を抜いていますね!
なんでも鑑定団 曜変天目茶碗とは
今回、なんでも鑑定団で発見された曜変天目茶碗とは、天目茶碗の中で最上級とされるものです。
省略名称 | 曜変天目 |
---|---|
表記ブレ | 曜変天目茶碗・耀変天目茶碗 |
また、曜変天目茶碗以外の種類も沢山ありますが、作られた場所や模様によって区別されます。
- 建盞(けんさん)系
- 「曜変天目」(ようへんてんもく)
- 「油滴天目」(ゆてきてんもく)
- 「灰被天目」(はいかつぎてんもく)
- 「禾目天目」(のぎめてんもく)
- 玳皮盞(たいひさん)/鼈盞(べつさん)系
- 「木葉天目」(このはてんもく)
- 「文字天目」(もじてんもく)
- 「鸞天目」(らんてんもく)
なんでも鑑定団 曜変天目茶碗
天目茶碗とは
そもそも、天目茶碗とは陶器製茶碗のひとつで有り、その特徴的な模様は天目釉と呼ばれる鉄釉(てつゆう)をかけて焼かれた時にできます。
なんでも鑑定団 曜変天目茶碗
曜変(耀変)とは
天目茶碗の最上級グレードである曜変(耀変)ですが、曜変天目茶碗と呼ばれるためにはいくつかの条件が有ります。
まず、一般的な天目茶碗にも見られる特徴ではありますが、茶碗内側の黒い釉薬上に斑点が群れをなして浮かんでいることです。
次に、この斑点は星とも呼ばれるのですが、曜変天目茶碗と認められるには大小の星が群れをなして綺麗に並んでいる必要が有ります。
さらに、その周囲には瑠璃色あるいは虹色の光彩が見られる必要が有ります。
- 茶碗内側の黒い釉薬上に星
- 大小の星が群れをなして並ぶ
- 周囲には瑠璃色か虹色の光彩
これらの条件が揃っており、茶碗の内側に光を当てた時に変化自在な七色の虹の輝きが角度によって見られるものが『曜変天目茶碗』と呼ばれます。
なんでも鑑定団 曜変天目茶碗 なぜここまで話題に?
なぜ、今回のなんでも鑑定団が話題になったかというと、曜変天目茶碗はこれまで世界に3点しか存在しないと思われていたからです。
さらに、現存する3点はいずれも国宝に指定されているので、中島誠之助(鑑定士)が興奮するのも頷けますね(笑)
つまり、今回の曜変天目茶碗は世界で4点目の曜変天目茶碗であり、さらに言えば国宝に指定される可能性も有るということです。
これにはさすがの中島誠之助も「いい仕事してますね〜」とは言えないのではないでしょうか(笑)
なんでも鑑定団 曜変天目茶碗 驚きの鑑定結果とは?
鑑定結果は25,000,000円でした。
桁が多くて分かりにくいですね(笑)
2,500万円です!
国宝の稲葉天目とほぼ同じ高台であり、三好長慶が足利家から取得した東山御物の一碗で間違いないとの事です。
もし、この茶碗を信長・秀吉・徳川家康が持って現代に伝わっていたら国宝になっていたかもしれないらしいので、少し惜しいような気もしますね。
なんでも鑑定団での最高額ランキングに変更は無かったみたいです。
柿右衛門様式の壺が記録した5億円の記録が抜かれる日は訪れるのでしょうか?(今回、ちょっと期待したいたので残念でした。)
何にせよ素晴らしい曜変天目茶碗で間違いないようです。
コメント
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